水曜文庫の日記 Tel:054-689-4455

静岡の古本屋、買取と販売をいたします 県内伺いますのでご連絡をお願いいたします 〒420-0839静岡市葵区鷹匠2-1-7つるやビル1F

やなぎもとなおさん個展のお知らせ  『本を読む』

やなぎもとなお
小さな個展
『本を読む』

12月11日(水)~2020年1月8日(水)

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長く銅版画家として活躍されているやなぎもとなおさんの作品、それほど大きくないもので、しかも本屋にあわせて「読む」像の作品を十点ほど作っていただき展示させていただいています。店を入ってすぐの場所に置いていますので、ぜひぜひ見にいらしてください。

 

こんなことを言うと怒られるかもだけど、やなぎもとさんとはずーっと昔若かったときのバンド仲間で、けっこう硬派な音楽をよく教えてもらったことを覚えています。ほかにもなんか工業高校に通っていて(やっぱり硬派)、「製図で描いた、引いた線が!」とか、そういえば他にも線の話ばかりしていて、当時はなんのことだかよくわからないままだったですけれど、こうやってまとめて見させてもらっていると、その「線」がほんとに大事だったんだということがなんとなくですがよくわかります。シンプルで線が際立っています。
なかなか本まわりの世情は辛いことばかりですが、なんといっても読書は不滅じゃあ!とエールをもらったような気がします。

 

明後日以降は10時より19時半まで。どうかよろしくお願いいたします。

「大熊ワタルの極私的音楽史 ロックからチンドン、そしてブレヒトまで」

12月20日(金)に水曜文庫にて大熊ワタルさんのお話の会をします。大熊さんといえば、ソウル・フラワー・ユニオンに加わって民謡や日本の大衆音楽を彼らのロック・ミュージックのなかに取り入れさせた人というのが皆さんも知っているプロフィールでしょうか。ぼくにとっては、東京ロッカーズの頃からお名前は知っていて、その後A-MUSIKでの活動や、コンポステラでの演奏など、ぼくはじゃがたらのファンだったから、その周辺でいつも名前をお聞きする方だったです。
江戸アケミが「お前はお前のロックをやれ」というときに、ロックというものが外来のものであるということ、「イエー」と言うことの恥ずかしさをとても考えました。
大熊ワタルさんは、日本のパンク草創期から活動されていましたが、その後チンドンの音楽修行をされたりバンドで活動されていたと思います。またヨーロッパのユダヤ系の大衆音楽であるクレツマー・ミュージックや、ジプシー音楽などにも早くから関わっていたと思いますが、そのような大熊さんの興味というものが、ぼくにとっては「自分のロック」ということといつもかかわっているように思います。そのようなことを教えていただいた人というのか。
当日の会では、来静するバンドのヴォーカルこぐれみわぞうさん、そして演出家の大岡淳さん(ブレヒトの「三文オペラ」を昨年末訳出され、東京の出版イベントで大熊さんたちと共演されました)に聞き手としてご参加いただきます。さまざま幅の広いお話が聞けると思います。ロック・ミュージック、ジャズ、さまざまな国の大衆音楽を好きな方、ぜひご参加下さればと強く強く思います。
ご予約はメール(suiyou-bunko@lily.ocn.ne.jp)お電話(0546894455)までお願いいたします。
大熊ワタルの極私的音楽史 ロックからチンドン、そしてブレヒトまで」
12月20日(金)18:30開場19時スタート 会費ご予約1000円、当日1200円

 

12月19日(木)現在、まだ数人入れますので、ぜひお時間のある方、ご連絡ください!

 

youtu.be

23日(土) しずおか一箱古本市開催します

 22日、今日は一日雨が降りましたが、明日予報では天気よくなりそうです。

一箱古本市、予定通り北街道沿いにて行います!

 

出店者の皆さま、どうかお気をつけていらして下さい。寒くなるやもしれません、温かい格好で。

 

一箱を見にいらして下さるお客さま、どうぞよろしくお願い置いたします!

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第8回 しずおか一箱古本市

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来週土曜日、23日北街道沿水曜文庫の前あたりに30人の参加者たちのご本が並びます。なんとか今回で8回目、初参加の方も多数いらっしゃいます。本好きの方ぜひ足をお運びくださればと思います。


また近隣のお店さま、「お店でも小箱古本市」参加店
フェアトレードショップTeebom、cafe福 六代目の和菓子 松柏堂本店、モンテローザ、きもののここち透佳、cotory、鷹匠 あん、夢や、chocolat fin、きものcafeちどり、長八珈琲店、マキノ理容所
以上のお店さまのご協力をいただき、お店のなかに本を置いていただきます。


更に「うるROJIストリート」としての協賛をいただくイベント。
鷹匠2丁目・3丁目の路地裏には素敵なお店がたくさんあります。今回は「うるROJIストリート」として、「パサージュ鷹匠」や「ラ・ティエーラ鷹匠」などのランドマークとなる建物や、個性的で秘密にしておきたいような小さなお店など、18店ものお店で古本の販売や本に関するイベントが開催されます。
鷹匠の路地裏はなんだか迷ってしまう…という方もご安心ください。一箱古本市メイン会場でも当日、写真の「うるROJIストリート」のフライヤーと、鷹匠駿府町の周辺マップを配布しています。
情報はinstagram「うるROJIストリート」でチェックして下さいね。
https://www.instagram.com/ururojistreet/
://www.facebook.com/profile.php?id=696242600873269

notebook 2020 製本ワークショップのご案内

毎年、手帖を展示販売させていただいているmomiさんのワークショップです。

手帖を製本するのに2・30分くらいでできるそうです。対面で作業するので、初めての方でも大丈夫。ご自分で作った手帖で新しい年を迎えましょう。

ワークショップなしで手帖の販売もしております。ほかお年玉のねずみぽち袋などもありますので見にいらして下さい。

ご興味の方は店にご連絡・ご予約をお願いいたします。

12月1日(日)11時と13時スタート(各回4名・要ご予約)

ご参加費1500円(手帖代含)

mail:suiyou-bunko@lily.ocn.ne.jp

tel;0546894455

よろしくお願いいたします。

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ご本の買取について

ご本を手放すのは簡単なことではありませんが、次の読み手も待っております。お引き取りをしております。お部屋の模様替えからお引越しや遺品のご整理など、どんな本もお引取りをしますのでお気軽にお問合せください。
店頭でのお引き取り、うかがってのお引き取り、送料がかかってしまいますが宅配便にてのお引き取りをしております。

ご本をお持込いただき査定をさせていただく場合
ご本をお持込いただき査定をさせていただき、代金にご納得いただけたらお引き取りをさせていただきます。せっかくお持ちいただいて、仕入れなどで不在などしておりますと申し訳ありませんので、お電話をいただければ助かります。営業時間であればいつでも結構です。北街道沿に車を停めていただければ、出し入れはこちらでやりますのでお申し付けください。また隣にコイン・パーキングがございますので、お時間のかかりそうな場合にはお使いください。


お宅までうかがってお引き取りをさせていただく場合
お宅までうかがってお引き取りをさせていただく場合、手数料などはかかりませんのでお気軽にお問い合わせください。その場で査定をさせていただくか、一度持ち帰って査定をしご納得いただければお引き取りをさせていただくか、どちらかご本の内容によってお話をさせていただきます。
県下全域いつでもうかがいます。

宅配便でお送りいただく場合
宅配便でお送りいただく場合は、代引きにてご本を送っていただきましたら、査定金額をお知らせいたします。ご納得をいただけた場合には銀行、郵便局等口座へお振込をさせていただきます。

代金について
店頭で販売できるものについてはその販売価格の2割から3割、それ以外の書籍につきましては金額についてお話をさせていただければと思います。また豪華本、古い地図、絵葉書など歴史資料などは別途お預かりをさせていただき、こちらで販売手数料をいただくということもさせていただきます。

ジャンルについて
お引越し、ご遺品のご整理などどんなご本でもお引取りをさせていただきます。まずはお気軽にお問合せください。よろしくお願いいたします。
お問合せtel:054-689-4455

トークイベント「プロメテア その神話と夢」

2019年10月20日日曜日 15:00〜17:00

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講座「本を作ること」第7回は、「プロメテア」第3巻の刊行を記念して、「特殊翻訳家柳下毅一郎さんをお招きします。

 18世紀の抒情詩、パルプマガジン、都市伝説・・・歴史上のさまざまな局面に登場し、痕跡を残してきた女神プロメテア。女子大生ソフィーは、プロメテアに変身する能力を得たことで、魔の眷族との闘いに身を投じていく・・・

 「プロメテア」は、「ウォッチメン」「フロム・ヘル」で知られるアラン・ムーア原作のスーパーヒロインファンタジー。女神プロメテアとして成長していくソフィーの冒険を通して「神話」、「夢」とは何か、さらには「物語を生み出す」とはどういうことなのかといった創作の核心に迫るアメリカン・コミックの傑作です。
 この壮大なスケールの物語の日本語版を創りあげた柳下毅一郎さんに、『プロメテア』に登場する古典から現代までの詩や文学、パルプマガジン、オカルト、アメリカンコミックなどのさまざまなガジェットについて、またこれまでに手がけた翻訳、映画評論について等々 縦横無尽にお話しいただきます。

参加費: 1200円 申込は電話またはメールで水曜文庫まで
連絡先: 054-689-4455 または 090-8674-0092
        suiyou-bunko@lily.ocn.ne.jp

柳下毅一郎(やなした・きいちろう)
1963年生まれ。東京大学工学部卒。特殊翻訳家・映画評論家。
訳書にバラード『クラッシュ』(東京創元社)、ジーン・ウルフケルベロス第五の首』(国書刊行会)、アラン・ムーア原作、J・H・ウィリアムズⅢ画『プロメテア』(小学館集英社プロダクション)、著書に『興行師たちの映画史』(青土社)、『皆殺し映画通信』シリーズ(カンゼン)など多数。

アランムーア原作、J・H・ウィリアムズⅢ画
「プロメテア」Ⅰ&Ⅱ 3200円+税
「プロメテア」Ⅲ 3500円+税 
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