水曜文庫の日記 Tel:054-689-4455

静岡の古本屋、買取と販売をいたします 県内伺いますのでご連絡をお願いいたします 〒420-0839静岡市葵区鷹匠2-1-7つるやビル1F

明けましておめでとうございます

どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

最初のイベントは1月19日、ご興味の方はぜひご参加お待ちしております!

 

足立紳さんトークイベント ある結婚の風景

 

講座「本を作ること」第8回は、映画の脚本、監督、小説など多方面で活躍する足立紳さんをお迎えします。足立さんは脚本家として「百円の恋」 「こどもしょくどう」、映画監督として「14の夜」、小説家として「弱虫日記」などを手がけ、2019年11月に原作、監督、脚本の「喜劇 愛妻物語」で東京国際映画祭最優秀脚本賞を受賞、さらに2020年1月には脚本執筆の映画「嘘八百 京町ロワイヤル」が公開されるなど、今一番注目される作家です。

本の雑誌」で北上次郎が「ダメ男小説の大本命」と絶賛した最新作「それでも俺は妻としたい」は 主人公のダメっぷりと、妻の豪快で強烈なキレっぷりが冴え渡る作品です。40を過ぎてもなお夢追い人である夫とその才能を信じ続ける妻の、ほぼ実話とされる物語を中心に夫婦、家族の在り方や 情けなくも滑稽な〈オトコの生態〉について、そしてもちろん映画、監督、脚本にまつわる話などなど、足立さんと奥さま(!)のお二人にたっぷりとお話しいただきます。
講師   足立 紳
開催日時 2020年1月19日(日) 15:00 ~ 17:00
場所   水曜文庫 静岡市葵区鷹匠2-1-7
     054-689-4455  
     suiyou-bunko@liliy.ocn.ne.jp

参加費  1200円  
     お申し込みは電話またはメールで水曜文庫まで

講師プロフィール; 足立紳 (あだち しん)
1972年鳥取県生まれ。日本映画学校卒業後、相米慎二監督に師事。助監督、演劇活動を経てシナリオを書き始め、第1回「松田優作賞」受賞作「百円の恋」が2014年映画化される。同作にて、第17回シナリオ作家協会菊島隆三賞」、第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。ほか脚本担当作品として第38回創作テレビドラマ大賞受賞作品「佐知とマユ」(第4回「市川森一脚本賞」受賞)「嘘八百」「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」「こどもしょくどう」など多数。『14の夜』で映画監督デビューも果たす。監督、原作、脚本を手がける『喜劇 愛妻物語』が2020年に公開予定、著書に『喜劇 愛妻物語』『14の夜』『弱虫日記』などがある。

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「日曜読書会」へのお誘い

来年二月より読書会をしようと思います。
水曜文庫では課題図書を読み話し合う読書会は今まで行ったことがなかったので少し緊張しますが、静岡で長く本を作られている編集者の田邊詩野さん、また三島在住の小説家・間宮緑さんにも加わっていただけるので心強いことこの上ないです。

今回課題にする図書はルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』です。寓話というのは間宮緑さんの小説にとって一つの大きなファクターだし、ちょうど市立美術館の展示がルイス・キャロルだという事で皆で話し合い決めました。

以前現在70を過ぎた男の方とお話した際のこと。シュールレアリズムへの興味をうかがっていたときに、彼らの世代のなかではイギリスの古い民衆詩、マザーグースの世界やまたビートルズジョン・レノンのナンセンスな詩の世界)などもいっしょにシュールレアリズムというものを受容していて、当時「思想のパッチワーク」なんて言葉も聞いたことがありますが、そういった意味を宙づりにするようなものへの強烈な愛情を持っていることに思い当たったことがあります。キャロルにそれが通じているのかどうかわかりませんが、そんなことがぼくの興味でしょうか。
とにかくさまざま話し合いましょう。
10人程度で行います。ご参加希望の方は水曜文庫まで、メール(suiyou-bunko@lily.ocn.ne.jp)、電話(0546894455)にてご連絡をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。


2月23日(日)18:00~(3時間程度)
 場所:水曜文庫
 ゲスト:間宮緑さん

選書:『不思議の国のアリス
参加費:1000円
参加人数:10人(上限12人) 

2月6日:読書会お申し込みを締め切らせていただきました。ありがとうございました。

 

間宮 緑(まみや みどり)
1985年生れ。静岡県三島市在住の小説家、たまに農家。
2008年「牢獄詩人」で第22回早稲田文学新人賞(中原昌也氏選考)を受賞後、文芸誌を中心に小説を執筆。
2011年に長篇小説『塔の中の女』(講談社) 刊行。2018年に『九月、東京の路上で』(加藤直樹)をエスペラント語訳した «Septembre, surstrate en Tokio» (ころから)が刊行された。
2019年には「群像」(講談社)9月号に『語り手たち』が掲載された。
旅の雑誌『タビタビ』(静岡新聞社刊)で扉エッセーを連載のほか、散文や書評も書いています。

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足立紳さんトークイベント ある結婚の風景

講座「本を作ること」第8回は、映画の脚本、監督、小説など多方面で活躍する足立紳さんをお迎えします。足立さんは脚本家として「百円の恋」 「こどもしょくどう」、映画監督として「14の夜」、小説家として「弱虫日記」などを手がけ、2019年11月に原作、監督、脚本の「喜劇 愛妻物語」で東京国際映画祭最優秀脚本賞を受賞、さらに2020年1月には脚本執筆の映画「嘘八百 京町ロワイヤル」が公開されるなど、今一番注目される作家です。

本の雑誌」で北上次郎が「ダメ男小説の大本命」と絶賛した最新作「それでも俺は妻としたい」は 主人公のダメっぷりと、妻の豪快で強烈なキレっぷりが冴え渡る作品です。40を過ぎてもなお夢追い人である夫とその才能を信じ続ける妻の、ほぼ実話とされる物語を中心に夫婦、家族の在り方や 情けなくも滑稽な〈オトコの生態〉について、そしてもちろん映画、監督、脚本にまつわる話などなど、足立さんと奥さま(!)のお二人にたっぷりとお話しいただきます。

講師   足立 紳
開催日時 2020年1月19日(日) 15:00 ~ 17:00
場所   水曜文庫 静岡市葵区鷹匠2-1-7
     054-689-4455  
     suiyou-bunko@liliy.ocn.ne.jp

参加費  1200円  
     お申し込みは電話またはメールで水曜文庫まで

講師プロフィール; 足立紳 (あだち しん)
1972年鳥取県生まれ。日本映画学校卒業後、相米慎二監督に師事。助監督、演劇活動を経てシナリオを書き始め、第1回「松田優作賞」受賞作「百円の恋」が2014年映画化される。同作にて、第17回シナリオ作家協会菊島隆三賞」、第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。ほか脚本担当作品として第38回創作テレビドラマ大賞受賞作品「佐知とマユ」(第4回「市川森一脚本賞」受賞)「嘘八百」「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」「こどもしょくどう」など多数。『14の夜』で映画監督デビューも果たす。監督、原作、脚本を手がける『喜劇 愛妻物語』が2020年に公開予定、著書に『喜劇 愛妻物語』『14の夜』『弱虫日記』などがある。

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ご本の買取について

 ご本を手放すのは簡単なことではありませんが、次の読み手も待っております。お部屋の模様替えからお引越しや遺品のご整理など、どんな本もお引取りをしますのでお気軽にお問合せください。


店頭でのお引き取り、うかがってのお引き取り、宅配便にてのお引き取りをしております。


ご本をお持込いただき査定をさせていただく場合
ご本をお持込いただき査定をさせていただき、代金にご納得いただけたらお引き取りをさせていただきます。せっかくお持ちいただいて、仕入れなどで不在などしておりますと申し訳ありませんので、お電話をいただければ助かります。営業時間であればいつでも結構です。北街道沿に車を停めていただければ、出し入れはこちらでやりますのでお申し付けください。また隣にコイン・パーキングがございますので、お時間のかかりそうな場合にはお使いください。

 

お宅までうかがってお引き取りをさせていただく場合
お宅までうかがってお引き取りをさせていただく場合、手数料などはかかりませんのでお気軽にお問い合わせください。その場で査定をさせていただくか、一度持ち帰って査定をしご納得いただければお引き取りをさせていただくか、どちらかご本の内容によってお話をさせていただきます。
県下全域いつでもうかがいます。


宅配便でお送りいただく場合
宅配便でお送りいただく場合は、代引きにてご本を送っていただきましたら、査定金額をお知らせいたします。ご納得をいただけた場合には銀行、郵便局等口座へお振込をさせていただきます。


代金について
店頭で販売できるものについては店で売る価格の二割から三割、それ以外の書籍につきましては金額についてお話をさせていただければと思います。専門性の高いものがやはり買取させていただく金額が高くなります。また豪華本、古い地図、絵葉書や歴史資料などは別途お預かりをさせていただき、こちらで販売手数料をいただくということもさせていただきます。

やはり本は幅が広いのでまずはお見せいただきお話をさせていただくのがよいと思います。


ジャンルについて
お引越し、ご遺品のご整理などどんなご本でもお引取りをさせていただきます。まずはお気軽にお問合せください。よろしくお願いいたします。
お問合せtel:054-689-4455

やなぎもとなおさん個展のお知らせ  『本を読む』

やなぎもとなお
小さな個展
『本を読む』

12月11日(水)~2020年1月8日(水)

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長く銅版画家として活躍されているやなぎもとなおさんの作品、それほど大きくないもので、しかも本屋にあわせて「読む」像の作品を十点ほど作っていただき展示させていただいています。店を入ってすぐの場所に置いていますので、ぜひぜひ見にいらしてください。

 

こんなことを言うと怒られるかもだけど、やなぎもとさんとはずーっと昔若かったときのバンド仲間で、けっこう硬派な音楽をよく教えてもらったことを覚えています。ほかにもなんか工業高校に通っていて(やっぱり硬派)、「製図で描いた、引いた線が!」とか、そういえば他にも線の話ばかりしていて、当時はなんのことだかよくわからないままだったですけれど、こうやってまとめて見させてもらっていると、その「線」がほんとに大事だったんだということがなんとなくですがよくわかります。シンプルで線が際立っています。
なかなか本まわりの世情は辛いことばかりですが、なんといっても読書は不滅じゃあ!とエールをもらったような気がします。

 

明後日以降は10時より19時半まで。どうかよろしくお願いいたします。

「大熊ワタルの極私的音楽史 ロックからチンドン、そしてブレヒトまで」

12月20日(金)に水曜文庫にて大熊ワタルさんのお話の会をします。大熊さんといえば、ソウル・フラワー・ユニオンに加わって民謡や日本の大衆音楽を彼らのロック・ミュージックのなかに取り入れさせた人というのが皆さんも知っているプロフィールでしょうか。ぼくにとっては、東京ロッカーズの頃からお名前は知っていて、その後A-MUSIKでの活動や、コンポステラでの演奏など、ぼくはじゃがたらのファンだったから、その周辺でいつも名前をお聞きする方だったです。
江戸アケミが「お前はお前のロックをやれ」というときに、ロックというものが外来のものであるということ、「イエー」と言うことの恥ずかしさをとても考えました。
大熊ワタルさんは、日本のパンク草創期から活動されていましたが、その後チンドンの音楽修行をされたりバンドで活動されていたと思います。またヨーロッパのユダヤ系の大衆音楽であるクレツマー・ミュージックや、ジプシー音楽などにも早くから関わっていたと思いますが、そのような大熊さんの興味というものが、ぼくにとっては「自分のロック」ということといつもかかわっているように思います。そのようなことを教えていただいた人というのか。
当日の会では、来静するバンドのヴォーカルこぐれみわぞうさん、そして演出家の大岡淳さん(ブレヒトの「三文オペラ」を昨年末訳出され、東京の出版イベントで大熊さんたちと共演されました)に聞き手としてご参加いただきます。さまざま幅の広いお話が聞けると思います。ロック・ミュージック、ジャズ、さまざまな国の大衆音楽を好きな方、ぜひご参加下さればと強く強く思います。
ご予約はメール(suiyou-bunko@lily.ocn.ne.jp)お電話(0546894455)までお願いいたします。
大熊ワタルの極私的音楽史 ロックからチンドン、そしてブレヒトまで」
12月20日(金)18:30開場19時スタート 会費ご予約1000円、当日1200円

 

12月19日(木)現在、まだ数人入れますので、ぜひお時間のある方、ご連絡ください!

 

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