水曜文庫の日記 Tel:054-689-4455

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唄え メルヒェン 2025 - Dear Green Place - 親愛なる緑の地より 昔話語り

少し前に、水曜文庫にて詩の会を開いていただいた原田淳子さん。詩も書き絵も描かれる人ですが、今まで物語の「語り」、書かれた言葉を読むのではなく、ただ語るという行為をご自分のライフワークにされ、都内のスペースにて年一度16回その発表をされてきました。この度東京から山梨に居を移されたのを機に17回目は水曜文庫でその会をしていただくことになりました。入場無料、出入自由というこの会がどんな様子の会になるのやらなかなか想像ができませんが、詩の会のときにもぐいぐい聴者を引き込んでいった原田さんのことなので楽しい会になること、請け合いです。
年末のお忙しい時期と思いますが、物語について、児童文学、また口承文芸についてご興味の方など、ぜひご参加ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

以下、原田さんによる当日の詳細です。

 

 

12.25 Thu. 17:00-19:00
水曜文庫
@suiyou.bunko
入場無料・入退場自由

◆17:00

The Foggy Dew Irish tradditional
灰かぶり|ドイツ|15分

◆17:25

Farewell to Whisky  Scotish Traditional

背中にこぶのある男の歌|スコットランド|3分
笛吹とプーク|アイルランド|10分

◆17:50
漁師とその妻|ドイツ|15分

◆18:15
九つの頭の鳥|中国|10分

◆18:30
潮干る珠|日本・静岡|8分

◆18:45
おおみそかの金馬|日本・八王子|8分
星の銀貨|ドイツ|5分

Taimse Im Chodladh Irish Traditional 

 


ことしで16回目、16年目となりました
これまで路地と人で開いてきましたが、
ことしからはディアスボラになりまして、
はて、どうしたものかと放浪しかけましたが、
静岡の水曜文庫さんにて出来ることになりました
(水曜文庫さん、ありがとうございます)

お話のメニューを練っていて、
お知らせが直前となりましたが、ようやく決まりました

昨年のテーマは「土」でしたが、ことしは「水」です
生命の水

そして同時に、ことしの春にロメールの映画『緑の光線』をみたことから、J・ヴェルヌの『緑の光線』と出会い、
小説に出てくる言い伝え、
「水平線に太陽が沈む一瞬に発するとされる緑の光線を目撃すると、自分と他人の心の中が見えるようになる」
という伝説の根拠になるものがないか、
小説の舞台であるスコットランドの諸島の伝説を ほそぼそと探ってきました

そして聞けば、水曜文庫の市原さんはケルト文化好きと伺い、
ちょうどケルトととも深いつながりがある小泉八雲のドラマが放映されているので
(わたしはTVがないのでみていませんが)、
グリムとケルトを結ぶお話を選びました
(ハーンはアイルランドで幼少期を過ごしています)

そしてケルトを追っているうちに、偶然か、必然か、
J・ヴェルヌとケルトとのつながりがみえてきました
J・ヴェルヌはフランス人であるのですが、
緑の光線』ではスコットランドの伝統的な風習や地理、文化について詳細に書かれていることを不思議に思ってました
ケルト文化、ケルト民族の分布を追っていくと、
ケルト族の一部はフランスのブルターニュ地方にも移動していて、
ブルターニュはフランスのなかでもケルト文化が残る土地であること、またブルターニュ地方とならんで、
J・ヴェルヌが幼少過ごしたペイ・ド・ラ・ロワール地方もケルト文化の影響を受けている土地であることがわかりました
わたしが気になっていたことが一年かけて、
ケルトという一本の糸で結ばれたような感じで、感慨深いです

緑の光線』はグラスゴーから始まるのですが、
グラスゴーゲール語、「親愛なる緑の場所 (Dear Green Place)」をことしのテーマに添えました

またグリムの昔話のなかでもわたしがケルト的なものを感じた『漁師とその妻』という話がありますが、
その話を八雲が読んだという記述を本でみつけ、
時を超えてハーンと物語でつながった気がして感激しました(文学オタク)

グリムが採集した民話以外では、
アイルランドらしい、妖精と音楽のお話、
『笛吹とプーク』を選びました
ポーグスに「Fairytale of New York」という曲がありますが、
ケルトの民話では妖精が多く出てくるので、
fairytale(おとぎ話)ということばを改めて納得しました
ただ日本語で妖精ときくと、
ディズニーの功罪で可愛らしい女の子のイメージが強いですが、
ケルトの民話ではほぼ小人や異形の生きもののことで、
日本でいうと妖怪に近いのだろうとおもいます
そう考えると、妖精の口承文学に精通していた八雲が、
日本で妖怪の民話を愛し、
語ったことが自然な流れにおもえます
『笛吹とプーク』にも妖精が出てきますが、
とてもガラも口も悪く
(きっと訛りが強いゲール語の翻訳のせいだとおもいますが)、
アイルランド的なものを感じます

グリムやケルト以外のお話では、
昨今、外国人へのヘイトが煽られている社会や、
新総理の発言によって日中の関係が悪化していることを危惧して、
中国のお話も選びました

昔話は水のようなもので、
国境なく大陸と人のあいだを流れてゆきます
物語という水は、その地の人の心を映す
異なる地のその人は、
あなたやわたしと少しずつ似て、
また少しずつ違って流れてゆく

世界のどの地においても
物語を聴く、安らかな夕べがありますように
わたしは生命の水に、希望を委ねます

タイムラインで物語を読んでゆきます
物語を聴きたい方、どなたでもいらしてください

 

「TVODを囲む会」 2025年2月24日(月・祝)18:30より

TVODのサブカルチャー講座

番外編

「TVODを囲む会」

 

2月24日(月・祝)

18:30より20;00

ご参加費500円

定員だいたい10人

水曜文庫にて

 

2月24日(月・祝)

駅南にある交流会館「来・て・こ」という施設で「TVODのサブカルチャー講座 2010年代日本の音楽」という講座が開かれます。

この講座は今回で3回目、「ポスト・サブカル焼け跡派」(百万年書房)という著作のある音楽評論家であるコメカさん、パンスさんお二人のユニットTVODというお名前で日本の音楽についてお話をする講座です。

2010年代でいちおうの締めくくりになりますので、一方的にTVODさんがお話をして終わりではなく、簡単な交流会を持ちたいと主催の八木さんとお話をして、来・て・こでのお話が終わったあとで水曜文庫にて交流会を開くことにいたしました。著作を読まれた方、講座を受けられた方、こんなこと彼らとお話をしたいよという方がいらっしゃいましたら、お気軽にご参加をお待ちしております。

広くない店なので、ご参加を希望される方は水曜文庫までメール・お電話をいただけたらと思います。

Tel054-689-4455  mail:suiyou-bunko@lily.ocn.ne.jp

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

LIVE 高岡大祐 チューバ ソロ  青木智幸&望月治孝


久しぶりに店のなかでのライブです。

 

2025年2月21日(金)19時より

ご参加費2000円(ドリンク別)

 

チューバのソロ、高岡大祐さんのソロと、先ごろパリ・スペインの巡業演奏を終えたばかり、来月には中国に演奏旅行に出かけられるという、静岡のミュージシャン、青木智幸さん&望月治孝さんお二人の演奏の2ステージです。

 

高岡大祐

大阪生まれ、九十年代中頃より音楽活動を開始。以降、即興演奏とジャズ、音響的な側面を持つアコースティック/エレクトロニクス的な演奏形態を中心とする。独自に開発した数多くの特殊奏法を駆使し、アコースティックでの表現を追求、吹奏の限界拡張に挑戦中。現在、ソロでの活動とともに、板橋文夫オーケストラ、渋谷毅エッセンシャルエリントン、華村灰太郎カルテット、桜井芳樹ホープ&マッカラーズ、自信のリーダーバンドDead Mans Liquoeなど、即興演奏と並行してジャズやポップスのフィールドでも活動中。

 

ぜひご参加を!

ご予約も承っております。水曜文庫(054-689-4455 mail:suiyou-bunko@lily.ocn.ne.jp)までご連絡くださいませ。

 

 

 

 

 

LIVE 高岡大祐 チューバ ソロ  青木智幸&望月治孝

久しぶりに店のなかでのライブです。

ソロ、そして板橋文夫オーケストラなどさまざまなバンドでもで演奏をされているチューバ奏者、高岡大祐さん。そして県内のミュージシャン、先ごろフランス・スペインを演奏旅行されて帰って来られた青木智幸さん・望月治孝さんお二人の演奏を行います。

チラシができ上りましたらもう一度情報を上げます。

ぜひ水曜文庫までご予約下さい。

 

「 高岡大祐 チューバ ソロ 」

 

 日時:2024年02月21日 金曜日 場所:水曜文庫

 

開始時間:19時

 

チャージ:2000円

 

出演 ・高岡大祐 ・青木智幸&望月治孝

たけがみたえさん、絵本原画展のお知らせ

 

🚩【いっぽ、にほ、さんぽ 静岡編】

絵本作家たけがみたえ
木版画と絵本の原画展

百町森さん主催のえほんの原画展が始まりました。新進の絵本作家、たけがみたえさんの版画作品が伝馬町・鷹匠のいくつかのお店に並びます。

 

水曜文庫にも点数は多くありませんが、昨日展示をしていただきました。やっぱり版画は質感を感じられると迫力があります。お向いのパン屋さん、シリケカフェさんにも、ひばりブックさんにはもっとたくさんの作品が並べられています。その少し向こうのカレー屋さん、あまりろさんにも。スタンプラリーもしていますので、ぜひお立ち寄りください。

 

開催日:2024/08/03(土)~08/18(日)
時間:10:30-18:00
場所:5店舗
百町森店内、HiBARI BOOKS & COFFEE ひばりブックス、水曜文庫、カレーと喫茶あまりろ、シリケカフェ
料金:無料
販売品は有料

 

刊行記念「だめ連の資本主義よりたのしく生きる」(神長恒一・ペペ長谷川 現代書館)神長恒一さんお話会 

だめ連、神長恒一さん、来静2days

水曜文庫前日の8日、富士宮・虹ブックスさんにも来られます。

こちらでは「だめ連の資本主義よりたのしく生きる」の読書会をやられるとのこと。ぜひ東部の方は足をお運びください。

 

2daysを祝して虹ブックス・コヤさんがチラシを作ってくれました!

今ぼくも本を読んでいますが、すこぶる面白いです。ぜひ皆さまも、新刊書店でちょっとでも読んで、会にご参加ください。水曜文庫の情報は下記に。

よろしくお願いいたします!

 

刊行記念「だめ連の資本主義よりたのしく生きる」(神長恒一・ペペ長谷川 現代書館)神長恒一さんお話会 

6月9日(日)16時より

場所:水曜文庫にて

ご参加費1000円(要予約15名)

 

今年一月「だめ連の資本主義よりたのしく生きる」(神長恒一ペペ長谷川 現代書館)が出版されました。

その著者であり、だめ連の中心にいらした神長恒一さんが店に来てくれてお話をしていただきます。

だめ連の実践とその30年の歴史は、一見破天荒にもみえますが、さまざまな思想や人々の生き方やケアや音楽やサブカルチャーに影響を与えてきたと思います。焚き火のようなあったかい会になったらと思います。

ぜひご参加をお待ちしております。

どうぞよろしくお願いいたします!