複雑なことのできない性分なので、本以外のものを販売することに躊躇がありましたが、ノリヤマさんの制作物なら、話は別です。ぼくは美術には素養がありませんので、長く作品に付き合ってやっと好きかそうでないのかがわかります。だいいち新品のスニーカーほど恥ずかしいものはありません。ノリヤマさんの作品にはその心配がない。下をご覧ください。
左は店の看板、右はその拡大図です。まだ三か月しか店を始めてからたっていませんが、なんだか十八年目くらいの風格があります。木の地がむき出しになり、サビ様の模様が見えます。一朝一夕に時間を進めること、時間に抵抗すること、美術に素養はありませんが、このくらいの説明はできます。製作過程はわかりませんが、実際時間に分け入って作業をしてるんだと思います。
店の看板は売りませんが、現在中世写本風の絵（大6800円、小3900円）、そしてiphoneケース（3種類、一つ2900円）を販売しております。世界で買えるのはここだけと言いたいところですが、浅間通りの靴屋さん「カズサーナ」でも販売しております。
