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『対抗言論』Vol.3 刊行記念おしゃべり会 4月2日(日)16時より 水曜文庫にて 会費500円

『対抗言論』(法政大学出版局)という雑誌の3号が今年一月に発売になりました。「差別と暴力の批評」というとおり、昨今のヘイト、差別と暴力に抗するさまざまな論考の載る批評誌です。

 

この雑誌の編集にかかわっている批評家の川口好美さんは川根本町〝てんでんこ〟というブックカフェも運営されていて、以前からなにかいっしょにできることはないかとお話をしていました。そのうち川口さんが編集に加わられてこの雑誌が完成をしたので、やはりいっしょに雑誌を作られていて、またこれまでたくさんの本を出されている批評家の杉田俊介さんといっしょに水曜文庫でお話をしていただく機会を得ることができました。

お二人を囲んで、雑誌作りについて、批評と差別、批評と社会のかかわりなついてなど、さまざまなお話をしていただこうと思っております。もちろんおしゃべり会とのことですので、ご参加者のご意見なども持ってきていただければと思います。

 

当日書籍(「対抗言論」、杉田俊介さんのご本)の販売もいたします。一人でも多くの方に読んでいただければうれしいです。

 

狭い会場ですのでご参加は15名まで、ご予約は水曜文庫までご連絡をください。

また「対抗言論Vol.3」は近隣の新刊本屋さん「ひばりブックス」に在庫がありますので、会までにご自分の興味ある論考など読んでいただければ楽しい会になるのではないでしょうか。ぜひご参加をお待ちしております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

杉田俊介:1975年神奈川生。批評家。著書に、『宮崎駿論』、『ジャパニメーションの                       成熟と喪失』、『橋川文三とその浪漫』『神と革命の文芸批評』ほか。

川口好美:1987年大阪生。川根本町在住。文芸批評。「不幸と共存――シモーヌ・ヴェイユ試論」で群像新人評論賞受賞。今夏、初の単著となる『不幸と共存――川口好美批評集Ⅰ』を刊行予定。

 

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