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新刊「古本屋 ツアー・イン・ジャパン」に載せていただきました!

『すると右手中ほどにある帳場部分で、年配のオヤジさんが振り返って「いらっしゃいませ」と野太い声。隣にはダッフルコートを着た岸部一徳風青年もおり、聞こえる会話から察すると、どうやら彼もお店の人のようである。』

昨日発売になった新刊、全国の古書店をくまなく廻って作った本「古本屋 ツアー・イン・ジャパン」のなかで二頁にわたって紹介をしていただきました。名うての古書店さんといっしょの本に載ることができて、身に余る光栄です。著者の小山さんはたぶん新規開店のお祝いとして載せてくれたんだろうと想像をします。一年でつぶれないように、また来ていただけるように、精進しましょうという気持ちになれました。ほんとにありがとうございました。
しかしこの著者の方はすごい。思い出してみても、それほど長く店内にいたということはないはずなのに、的確に店の棚の構成、特色をまとめている。まったく真似のできない早業に驚きました。これから少しずつ読んで日本中のほかの古本屋(古書店と言わないところがいい)を勉強しようと思います。

しかし間違いもあるのだ。上記の文章を見ていただきたい。年配のオヤジさんと言うのはぼく「49歳」であり、岸部一徳風青年は友だち村さん「50歳」である。ぼくのほうが一学年(些細なことだが重要なことだ)若いのだ。古本道に精進するとともにこれから男前も上げようと思う今日この頃である。