ブックマークが入荷しました。
先日イベントの出展先でお隣になった八木朋美さんが作っていて、とても気に入ってしまったので、何んとかお話をして店に置かせていただくことができました。
二つ折りの形状なので誰かに本を贈るときちょっとしたメッセージを書いて本に挟んだり、自分の感想などを書き込んだり、買った場所や日付を書いたりして備忘録にも使えるようなしおりです。十年・二十年後に本棚から取り出してたまたま読み返したら感想が書いてあったら面白いのではないでしょうか。ぼくもいい歳ですから言いますが、若いときのほうが深く真摯にものごとを考えられていて、読み返したら退行していた自分にショックを受けたりするかも知れません。もちろん開いてただ挟んでおけば文字通りしおりとして使えます。
これから季節ごとに種類を変えていこうと八木さんとお話をしていますが、今回は「きのこ」ものを揃えていただきました。本からきのこをはみ出させて使ってもかわいいしおりです。先日「胞子文学名作選」（港の人）という豪華な装丁の本が話題になっていましたが、件の本を編集しているのは蟲文庫の田中美穂さん。やはり本と「きのこ」の相性はよさそうです。
八木さんはグラフィック・デザイナーでこれまでいろんなものをデザインしてきたのだそうです。以前に開発したグッズは、全国の美術館などでも販売されているとのこと。
わたしにはデザインのことをなかなかうまく言い表すことができませんが、ほんわかかわいいというより、エッヂが効いていてもうちょっとシャープなかわいい感じと言って伝わるでしょうか。
今回は他にちいさなきのこを頁にクリップみたいに挟むタイプのしおりと、ちょっとした贈り物をするときにぺたっと貼れるシールも置かせていただきます。。
いつもはイベントの出店だけで、お店ではまだここでしか置いていないようです。どんなものかまたぜひ覗きに来てください。よろしくお願いいたします。
