お話:笹沼弘志(憲法学/ホームレス支援)
8月18日(金)18;00より 水曜文庫にて
要予約・10名
参加費500円
(054‐689‐4455/suiyou-bunko@lily.ocn.ne.jpまで)
LGBT差別禁止法案が「理解増進法」として成立するなか、マジョリティの側からフォビアを背景にしたトランスジェンダーの方たちへの偏見による一方的な決めつけやヘイト、そして排除へと続くような声が沸き上がっています。ぼくらはトランスジェンダーの方たちのことをほとんど知らない。しかし人を排除しようとする社会は窮屈で息が詰まります。
この間SNSなどで排除へとつながるさまざまな声と根気強く対話をし続けている笹沼弘志さん。大学で憲法学を教える立場、また長年静岡市の街中や公園を歩きながらホームレスの方たちと対話をしながら支援をされてきた立場から、今現在おこってること、そしてどうしたら「仲間」としてともに暮らすような社会を作ることができるか、そのようなことをお話していただこうと思っています。堅苦しい講義というのではなく、いっしょにお話ができるような会にしたいと笹沼さんとも話しています。金曜日の18時よりという開始時刻ですが、何卒お時間あわせてぜひご参加をお待ちしております。
笹沼弘志
1961年生まれ 静岡大学教育学部教授(憲法学)「野宿者のための静岡パトロール」事務局長としてホームレスと野宿者・生活困窮者の支援に取り組む
著書「ホームレスと自立/排除 路上に<幸福を夢見る権利>はあるのか」(大月書店 2008年) 「臨床憲法学」(日本評論社 2014年)
水曜文庫