二月二十四日のイベント、「インクリングス」盛況のうち終わることができました。出演者の皆さま、参加者の皆さまありがとうございました。
まずは、劇団水銀座の芝居二本。「野枝」と「カサネ」。
鷹匠訓子による朗読劇。新人モテキハジメによる俳優による解釈で作られた一人芝居。
そして、東雅夫さん、鈴木大治さんお二人のトーク。
トールキン、C・S・ルイス、そしてチャールズ・ウィリアムズらがパブで語り合いながら、それまで児童文学という枠の中に押し込められていたファンタジーを大人も楽しめるようなものへと変容させていった過程。
雑誌編集のお仕事の上でつちかった文字へのこだわり、装丁、また活版印刷のお話。
アンソロジー、さまざまな短篇を編むという意義。
読書体験。
古書価の謎。
新刊書店、古本屋、ネット書店の使い方。
荒俣宏さんの手の込んだ蔵書印の話。
なぜ国書刊行会が「世界幻想文学大系」を皮切りに素晴らしい装丁の本を次々に出していったのかという裏話。
澁澤龍彦邸の謎。
など興味は尽きない面白いお話を聞くことができました。
皆さま、ありがとうございました。
またこのような場を作っていきたいと思いますので、
よろしくお願いいたします。