鷹匠町大成高校の向かえ、「夜明け前」という看板を上に見て店内に入ると突き当りの壁、かのディエゴ・リベラに愛されたぶっとい眉毛のフリーダ・カーロの肖像がこちらを睨んでいる。店主がいない間に伊藤野枝の肖像写真と取り換えてしまおうなどといういたずら心も湧き上がるが、とにかく革命のにおいのする酒場である。テーブルに膝突き合わせてゲバラやカストロのようなひげをたくわえ四人くらいで蜂起の、キューバ上陸の計画をマリアッチを聴きながら楽しく激しく話し合いたいと思えるお店だ。
というのは話を面白くするために過剰に話しただけで、美味しいメキシコ料理の、とても素敵な、また庶民的なお店なのですが（いや、でもどこか黒い匂いがするんだよなあ・・・）、縁あって大杉栄・伊藤野枝追悼墓前祭にて飲食をお願いできることになりました。ビールと軽食をご用意していただきます。
最初栗原康さんに講演を一時間ほどしていただき、その後質疑応答などをしていただきますが、講演が終わったその時間からなら飲食をしながらリラックスして聴いていただければと思いますし、その後三十分の休憩もあります。ぜひともご利用していただければと思います。そしてお店にも足をお運びいただき来るべき革命のご相談などされたらいかがでしょうか・・・？
また講演していただく栗原康さんのご本「大杉栄伝 永遠のアナキズム」、また土曜社さんで出されている新刊の大杉栄の著書の販売、あべの古書店によるアナキズム・虚無思想関連の本の販売などをいたします。
皆さま、多少懐中に余裕をもってお出かけくださればと思います。
よろしくお願いいたします。
